バラエティーに特化したキャラクターの濃い4期メンバー「石川梨華・吉澤ひとみ・辻希美・加護亜依」が登場 し音楽バラエティー番組「うたばん」は事実上のレギュラーとなった。 特に保田圭はオチ担当としてとんねるずの石橋貴明から愛され、高価な3D技術を番組でフルに使用される。 レギュラー番組ハロー!モーニング。とMUSIX!は彼女たちの冠番組となり、生まれ故郷のASAYANからも巣立った。 吉本に媚を売る必要もない、モーニング娘は都心にビルを買い漁っても余るくらいの経済効果を与える。 当初はタンポポやプッチモニに入れないで落ち込んでいた辻を慰める名目で、矢口が考え出したハロモニ出身のユニット、身長150cm以下の小さな女の子だけのアイドルミニモニ。 矢口、辻、加護の背の低い三人で誕生したユニットは、矢口がつんくに企画を持ち掛けてスタートする。 発売した「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」は低年齢層向けのソングにして76万枚という大ヒットを記録。 テレビを見ながら幼稚園の子供たちはミニモニの踊りを踊り出し、おはスタでアニメは開始となり、ミニモニ効果でなかよしにモーニング娘。の歴史が漫画連載され、それまで青年の物だったモー娘は子供の憧れとなった。 キーホルダーに団扇くらいは想定の範囲だが、ミニモニグッズの客層は幼稚園児や小学生たち。 今までの購買層で想定もしなかった売り上げにつんくも驚き、アップフロントは矢口にひれ伏した。 そして始まったのは「LOVEオーディション21」5期メンバー募集告知。 アップフロントには小学生や幼稚園児、果ては赤ちゃんからのラブコールが押し寄せ5期オーディションには 年齢対象外の小さな子供による応募者が殺到。 |
・第2章 モーニング娘。衰退の始まり |